こんにちは。久しぶりのブログ更新になりますが、みなさんお元気でしょうか。
さて、現在プラスワンではお年玉企画として、「メモリ増設」キャンペーン中です。今プラスワンでストックしているメモリに限りますが、メモリ本体と取り付け料金のコミコミ価格で1,000円です!ただしレッスンを受けられた方だけの特典とさせていただいています。
とはいえ、メモリを増設したらどうなるのか?何がいいのか?がさっぱりわからないという方もおられると思いますので、この記事ではメモリを増やすとどうなるのか、ということをお話ししたいと思います。
メモリ増設の効用
メモリを増設して量を増やすと、悪いことは何もありません。いいことしかありません。これはもちろんお金を払ってグレードアップするわけですから、当然といえば当然ですよね。
では、どんないいことがあるのかというと、とぉ〜〜〜〜っても簡単に一言で言うと、パソコンの動作が速くなります。ただ、どの程度速くなるのかは、お使いの環境によって一概には言えませんが、「使っているうちにだんだんと動作が鈍くなって…。」という場合は、メモリ増設によってかなり改善する可能性が高いです。
パソコンのメモリ量の調べ方
まずはお使いのパソコンのメモリ量を調べてみましょう。画面ではWindowsXPを使っていますが、Vistaや7でも同様の手順で調べることができます。

スタートボタンをクリックし、【マイコンピュータ】のところで右クリック〜【プロパティ】をクリックします。

表示されたダイアログの赤わく部分を確認します。
上の例では「1.00GB」となっています。ここが「512MB」などとなっている場合は、ちょっと少ないかもしれません。ちなみにメモリの単位ですが、KB(キロバイト)< MB(メガバイト)< GB(ギガバイト)の順に大きく(それぞれ約1,000倍程度)なっていきます。1GB=約1,000MBとなります。
どの程度のメモリ量があればパソコンが快適に動作するのかは、パソコンの使い方や今のパソコンの状態によって異なりますので、一概にはどうこう言えませんが、今パソコンが遅いという場合はメモリ増設を検討する価値はあります。
>プラスワンのメモリ増設キャンペーンの詳細はトップページにあります。
ここから下はちょっと詳しいお話です。
なぜ、使っているうちにパソコンの動作が遅くなってくるのか
まずはメモリの役割について簡単に頭に入れておきましょう。
メモリは人間に例えると脳の短期記憶をする部分に例えられます。人間でいうと「17時になったら洗濯物を取りこまなきゃな。」といった短い期間の記憶をする部分ですね。パソコンでは、パソコンの電源が入っている間、その中で動作しているソフトウェアの様々なことを記憶している部分です。ですから電源を切ると内容は消えてしまいます。
反対に長期の記憶をする部分はハードディスクになります。みなさんがファイルなどを保存しているのは主にハードディスクです。こちらは電源を切っても内容は失われません。
私たちが意識してパソコンに記憶させているのは、このハードディスクですね。メモリへの記憶はパソコンが自動的に制御していますので、私たちは普段意識することがありませんが、いくつものソフトウェアを起動させてパソコンを使うと、私たちが知らないうちにメモリはどんどん使われていきます。メモリには容量がありますから、その容量がいっぱいになったところで短期の記憶ができなくなってしまいます。
普通はそこで「もう記憶できませんから、ソフトウェアは起動できません!」となるのですが、その辺はうまいこと考えられていて、メモリの中にあって、起動しているにも関わらずヒマにしているソフトウェアのデータを、ハードディスクに一時的に書き込んで避難させ、新しく起動するソフトウェアの情報を、その空いたメモリに書き込みます。この機能を「スワップ」といい、ハードディスクにはあらかじめスワップに使用する部分が確保されています。
ここまできちんとされていると、何もかもつじつまがあっていてすごく便利でいいじゃないか、と思いますが、この便利なスワップにはデメリットがあります。それは物理的にどうしようもないことで、メモリに情報を出し入れする速度とハードディスクに情報を出し入れする速度を比較すると、圧倒的にメモリの速度が速いのです。それはもう比較にならないくらいにメモリの方が速いです。
つまり、
- ソフトウェアをどんどん起動する
- メモリが使われていく
- メモリの容量が足りなくなる
- スワップが発生する(ハードディスクに書き込みが始まる)
- ハードディスク遅い!
- 待たされる(マウスポインターがクルクル回る、または砂時計が出る)
- 「お、遅い!」イライラする
という具合になっているのですね。
え、そんなにたくさんのソフトウェアを使ってない?
そうですね。ほとんどインターネット上のウェブサイトを見るだけなのに、最近パソコンが遅い、と感じておられる方もいらっしゃるでしょう。
買ったばかりのパソコンは、必要最低限のソフトウェアしか入っていません。中には必要でないものが入っているものもありますが、パソコンを使っていく期間をトータルで考えると、買ったばかりの状態が一番インストールされているソフトウェアが少ない状態ですね。
買ったばかりのパソコンを使っていくにあたっては、追加でいろいろなソフトウェアをインストールしなければいけません。例えばプリンターを動かすためのもの、デジタルカメラに付属していたソフトウェアなど、内容は様々ですが、使う人に応じて何らかのソフトウェアをインストールしていきます。
いろいろなソフトウェアをインストールしていくと、パソコンが起動したときに同時に何らかのソフトウェアを起動するように、インストール時に設定をするものがあります。つまり、知らないうちに買ったばかりの状態よりもたくさんのソフトウェアが起動するようになるのです。
「そんな不親切なことをして!」と思うかもしれませんが、それらは例えば、プリンタの状態を監視してインクの量などを自動的に調べていたり、エラーがあれば知らせたり、自動的にインターネットにアクセスしてアップデートのお知らせをしたりするものです。まあ、あったらあったで便利なものです。
そういったことも考えると、つまり、
- 知らないうちにメモリを使える量が減っている
ということなんですね。
ですから、使わないソフトウェアを洗い出して、パソコンの中身を整理するのも、パソコンを速くするためには有効な手段です。特にプリンタを買い替えられたりして、以前のプリンタのドライバが常駐している場合などは、その分メモリが無駄遣いされていることになります。
「パソコンが遅いなぁ…。でも買い替えはなぁ…。」と考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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