たまに受ける素朴なご質問に「ワードで印刷するときに白紙のページが最後に出てくるんだけど、なぜだろう?」というのがあります。
結論から言うと、最後のページに文字を入れているからなんですが、ひらがなやカタカナ、漢字などの実際に読む文字ではなくて、ほとんどの場合は改行文字などの編集記号が最終ページに入ってしまっています。
最後のページの改行文字を削除する
ほとんどの場合は下の図のように、余分な改行が入った状態になっています。前のページの最後に表(罫線)がない限りは、単純にこの改行をバックスペースキーなどで削除してしまえば問題は解決します。
前ページの最後まで表が入っている場合はこの余分な改行が削除できません。
前のページの最後に表(罫線)があって改行の削除ができない場合
この場合はこの余分の改行の行の高さを極端に小さく(低く)設定してしまって、前ページに入れてしまうようにします。
行の高さを調節するために、ホームタブの段落グループのダイアログボックスを表示します。
行間を「固定値」、間隔を「1pt」よりも小さく設定します。
私の環境では1ptでも前のページに入りましたが、場合によっては0.7ptやそれ以下に設定する必要があるかもしれません。その辺りはトライ&エラーでやってみてください。
上記いずれかの方法で、空白ページになっていた余分の改行が前のページに表示されるようになり、印刷時にも余分な白紙が出てこずに済みます。
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